鳥の巣箱、岩手県 奥州市 2019 / 3 / 13
2019/3/2-9に 鳥の巣箱を観察しました。 シジュウカラの番いが何組も毎朝 出入りし、
営巣に適しているか中を確かめていました。 この巣箱は10年前に作成して、横浜自宅庭で
一年間だけ使用したことがあります。 昨年12月に これを岩手県自宅に設置し、今年一月に
一組が出入りするのを偶然に目視しました。
そこで、中のカメラを新しいものに替えました: Teslong社の USB endoscope。 この
内視鏡カメラは中国製で5cm先以降無限遠まで自動的に焦点を合わせ、LED灯りも点灯。
しかし、これは曲者で、まともに使えるようになるまで、大きな苦労がありました*。
ついでに 音声マイクを追加しました。 この入れ替え後 多くの番いがやって来、オス達は
進入調査後すぐに退出しました。 その典型を下のビデオ内の一番目に示してあります。
二番目つがいの夫は まだ若いのでしょうかグズグズして、妻に せき立てられていました。
巣穴までの高さは ちょうど3mです。 すぐ下にキツツキ用のねぐら穴を開けましたが、
まだ利用されていないようです。 昨年、アカゲラが北側庭の杉の木をつついていました。
さらに下に もう一つ小穴があり、中には小さな空洞があります。 ここはシジュウカラの
多数赤子には小さすぎるかもしれません。
この撮影で得た 3840x2160/60p.h264MOV、 3840x2160/60p.h264MP4、そして
1280x720/30p at 25fps.mjpegAVI ファイルを編集して、1分44秒長の
H264/HEVCファイルを作成:
下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
出なければ、mp4プレーヤーを導入してください。
↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-29MB.MP4↑
中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-66MB.mp4 (要 H264/265プレーヤー: 例)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
*注記:
1. 本カメラ センサーの撮影速度は25fps固定です。 中国からの直輸入品は.avi/25p映像を記録します。
後で、日本/米国用に30p記録に替えたものを購入し、こちらを利用しました。 これが曲者でした。 その
センサーは25fps録画のまま無変更であることに気づいたのは、撮影映像を編集し始めたときでした。
2. このセンサーが捕獲した映像を30pで録画すると 由々しき現象が生じます。 元々、連続25 framesが一秒間に
存在します。 このファイルを30pに書き換えるため、続く5 framesを加えた30 framesを一秒間に存在するとして
記録しています。 出来上がったファイルを Explorerで見ると、時間長さは実時間通りになっています。 しかし、
これを Premiere Pro CC (PPCC) に放り込むと記録時間が極端に減るのです。 調べると、ほぼ25/30に減少。
3. さらに悪いことに、"default" 以外の映像作成エンジンを用いると、1時間等の長期映像の記録長さが10秒程度に
落ち込みます。 ただし、そのファイルの大きさは実記録時間に対応したものになっています。 これは "default"に
変更して解決しました。
4. さらに、別の悪現象が出ました。 上記.aviファイル内に記録した音声が異常でした。 単純に 該ファイルを
30/25倍に伸張すると、映像は実時間に戻りますが、音声は異常なままです。 そこで、元のファイル.mjpegAVIを
"えこでこツール" に放り込み、その音声を .wav形式に書き出します。 すると、その長さは実時間通りで、
まともな音声が聞こえるようになりました。
5. そこで、上記音声ファイル.wav を PPCC に放り込み、その時間長さまで映像を (ほぼ30/25倍に) 伸張する。
ここまで到達するのに3週間を要しました。
6. 映像は 下部に設置の小型PCに記録します。 これは Windows 10 Proが入っており、家庭内有線LANを介して
他の家庭内PCと接続しています。 他のPCから これに リモートデスクトップ接続ができます。 残念ながら、
他のPCから接続して、該endoscope用プログラムを立ち上げて記録させても、ビデオは撮れません。
最初の画像が1フレームあるだけです。 そこで、該巣箱用PCを用いて録画を開始/停止させて、映像ファイルを
作成させています。 そのファイルは 有線LANを介して 編集用PCへ取り込みます。 無線LANでも接続可能ですが、
転送速度が遅い。