ワシの渡りと フクロウの卵、 北海道 宗谷岬, 青森県 青森市 2013/3/27-29
2013/3/27-28、北海道はまだ雪に覆われていました。 宗谷岬でワシの渡りを観察した初日の
27日は晴れていましたが、雲の方が多い一日でした。 午前中は樺太島がなんとか見えていました。
幾羽かのワシが飛んで行きましたが、ほとんどが引き返してきました。 樺太側の気象が悪かった
のでしょう。
一羽のオオワシ幼鳥 (と思う) が戻って来て、疲れ切っていたのか、私の目の前で海に
突っ込みました。
そこは非常に浅いところで
(だから着水したのでしょう)、すぐに飛び立ち内陸へ飛び
去りました。 横で調査しておられた人によると、1時間以上経過して戻って来たのもいました。
この方は長野県の白樺峠でタカの渡りを調査し続けているとのこと。
26日から観察を始めたと。
28日は曇り、樺太は見えませんでした。
しかし、日の出からまもなく
渡りが始まり、午前9時半までに
百羽以上のワシが渡って行きました。 東の海上遠くを渡るワシが多く、私の肉眼で見るのは
困難でした。
真上や西方、近くの東方を飛ぶワシを撮影しました。 彼によると、オオワシの方が
オジロワシよりも多かったそうです。 彼には簡単なことのようでも、私にはオジロワシなのか
オオワシなのかを
(特に幼鳥の場合) 判断することは非常に困難でした。 トビも渡るらしく、実際に
ワシたちに混じって飛んでいたようです。
撮影で得た 720p60.avcIntra, 1080p30.sonyMXF, それに1080p60.avchd ファイルを編集して
9分11秒長の Flash/HEVCファイルを作成:
高規格30p: HEVC-1920x1080p30-3Mbps-210MB.mkv (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
中規格30p: HEVC-1280x720p30-2Mbps-145MB.mkv (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
標準規格30p: H264-720x406p30-2Mbps-141MB.mp4:
2013/3/29、青森市のリンゴ園を訪問しました。 老木の洞を見せていただきました。 近づくと、
フクロウが飛び出しました。 大きかったですね。 この洞の中には大きくて丸い卵が一個ありました。
ピンポン玉のように見えました。 さらに多くの卵を産んで、3~5個に増やすそうです。 厚い雪に
覆われた根元付近に小さな穴が いくつかありました。リンゴ樹皮を食べるネズミの巣穴への入り口
とのこと。 夜に飛行するので、観察は厳しいですね。 今回、フクロウの映像は撮りませんでした。