カモメの受難、 北海道 2017 / 6 / 15 - 17
2017/6/15-17に北海道の羅臼でカモメを観察しました。 この地は営巣地に適した断崖が ほとんど
見当たりません。 私が確認したところ、一か所しかなく、へばりついて やっと巣作りできる地点も ほんの
僅かです。 そこで、大多数のカモメ夫婦は建物の屋根に巣を作っています。 かなり多くの巣が、海岸から
2Km以上入った内陸にある建造物上にあります。 ヒナに魚を与えるのに大変な労力が必要でしょう。
これは海岸沿いにあって適切な家屋が少ないからです。 さらに大きな悲劇も待ち受けていました。
海岸沿いにあるウニ種苗生産センターの屋上の傾斜は緩く、営巣に最適です。 そこにある多くの巣を
撮影した翌日、これらの巣が全て消えているのに気づきました。 私が撮影した後、作業員が屋根に登り、
全ての巣を取り払ったとのこと。 これは屋根材料腐食と明り取り障害とを考慮してとのことでした。
この行為には特別な許可が必要です。 "鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 " の
第十三条によると、この許可は環境省令で定められるとなっています。
その令は本件を含むのでしょう。
漁港では売り物にならないカレイを箱に入れてカモメたちに与えていました。 彼らはカレイを丸呑みして
いました。
人口が減りつつある羅臼で、知床祭り/開きを盛大に挙行できるだけの数の高校生がいました。
帰途、弟子屈の山中で雲海が遠くに見えました。
これらの撮影で得た 1280x720/60p.mpg2MP4と 3840x2160/60p.avchdAVIの
ファイルを編集して 3分10秒長の
H264/ HEVCファイルを作成:
下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-52MB.MP4↑
中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-123MB.mp4 (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。