1. アオゲラ雛が巣立つ 岩手県 奥州市 2019 / 6 / 16
栗の木に開けられた洞(うろ)から雛*が全て巣立ちました。 翌日(2019/6/17)の朝、
巣の中はもぬけの殻でした。 6/15と16の両日は雨でした。 6/15は撮影をあきらめ、
6/16の日曜日朝6時過ぎに屋内からの撮影を開始しました。 早苗饗**を途中早退して、
撮影を続けました。 この位置から、杉の木が邪魔して巣穴***が見えません。
さらに、親と子の区別もつきませんでした。 私の直感で8羽の雛のうち半数は前日の
6/15に巣立ったのでしょう。
*前々回と 前回に詳細を示す。
**さなぶり: 田植が一段落した後の集まり。
当日の6/16、確実に雛の巣立ちと分かる場面が一つありました。 その前に親が来ず、その
鳥は飛び立ち前にグズグズしていたからです。 さらに、その直後に反対方向から父親が
巣穴に入ったことも その鳥が巣立ち雛であるとの判断に役立ちました。 右方向から来て洞に
入り、その後、手前に飛び去るのは母親が することではないと私が実感していたからです。
撮影で得た 3840x2160/60p.h264MP4 および1920x1080/60p.proresMOVの
ファイルを編集して
1分10秒長の
H264/HEVCファイルを作成:
下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
出なければ、mp4プレーヤーを導入してください。
↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-19MB.MP4↑
中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-45MB.mp4 (要 H264/265プレーヤー: 例)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
***2. アオゲラの巣穴 岩手県 奥州市 2019 / 6 / 18
栗の木に開けられた洞を内視鏡カメラで観察しました。
撮影で得た 1280x720/30p.mjpegAVIのファイルを編集して
32秒長の
H264/HEVCファイルを作成:
下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
出なければ、mp4プレーヤーを導入してください。
↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-9MB.MP4↑
中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-20MB.mp4 (要 H264/265プレーヤー: 例)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
該洞の大きさの測定/計算結果を下図に示します。 円周から計算すると、真円なら直径は37cm。
入口穴を目視して、奥行の方が横幅より若干大きい。だから、奥行を38cmと推定しました。
高感度カメラが偶然にも入口穴の仰角を正確に捉えていました。 これは双眼鏡を用いても確認。
このカメラのセンサー位置から穴入口直下までの水平距離は6.5mで、高さは3.5mでした。
これらの数値から仰角が28.3度と分かります。 (註: 穴入口は地面から4.5mで、センサー位置は1m)
この角度のおかげで、雨が洞内に入って来ません。 キツツキは賢いですね。
該洞のある栗木は本年3月まで私は枯れたと思っていました。 この洞のせいだったのでしょうか。
もちろん昨年に実はなっていませんでした。 本年6月現在、枯木に緑葉が茂り、生きています。